ぼくたちは難しい子育てなの?

発達障害兄弟の育児記録。名称等は全て架空のものです。

加配の面接

市役所の保育課から来た人がものすごい「やしろ優」似だった。

やしろ優さんに似てませんか?」と言いたくて言いたくてたまらないのを我慢しつつ面接が始まった。

園長先生も同席。

 

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障害児保育は、先生1対子供4で行っていて

加配の審査は、市の審査会によって1月に医師などによって行われ、

書類は園長先生ができることを細かく書いて作成します。

 

A太くんは、普通級に行く子ですので

加配は必要ないと思います。

 

保育園で、加配の先生がいる状況に慣れてしまったら

小学校に入って、担任の先生が一人しかいない状況になったとき

Aくんが困ると思います。

 

文字や絵、時計などで見通しを伝えて

うまくいったことは保育園に伝えて

効き目のあることは共通させてください。

 

お友達との距離感も

手を伸ばした距離では近づかないなど

わかりやすく伝えてください。

 

壁を乗り越える必要がありますが

Aくん本人が言えるか、

出来ない場合は、「ママが言おうか」と手助けをしてあげてください。

 

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やしろ優がそんなことを言った。

 

 

園長先生も

「全力で協力しますので一緒に頑張りましょう」と言ったので

 

私は

「専門の方のご意見に従います」と話し

面接は終わった。

 

A太に加配はつかない。

 

もっと強く言うべきだったのか。

正直、わからなかった。

 

私自身、

加配保育がどうなのかよくわからなかった。

効果があるのか、

本人はどう思うのか

ほかの子、他の親からはどう見られるのか

加配の先生とA太との相性が悪かったら

きっと付いても意味がないと思っていた

どっちでもいいと言われれば、どっちでもよかった。

 

できれば普通がいいと

心の底では思っていたのかもしれない。

小児科の先生、児発の先生から言われたから

やったほうがいい気がしてたけど

その時の私には

わからなかった。

加配がつかなかったことで

あんなことになるとは

予想も出来なかったから。