ぼくたちは難しい子育てなの?

発達障害兄弟の育児記録。名称等は全て架空のものです。

もう怒りたくない

どんなに辛くても母親は休めない。

 

今日は次男の幼児教室。

輪になって行進は出来たけど

ひもで遊ぶが全然できなかった。

 

出来たところを見てあげるべきだけど

つい出来なかったところに目がいってしまう。

どうしてほかの子はできて

うちの子は出来ないんだろう。

 

長男は、乱暴はするけど工作は好きだった。

創作物に対して、変なこだわりはなかった。

長男が<やりやすかった>と思えたのは、これがはじめて。

あの時は、なんて辛いんだろうって思ったけど、

言葉が話せるか話せないかは大きい。

 

家だと穏やかな次男を

癇癪を起こす幼児教室に連れてきて

意味はあるのだろうか?

お互いにストレスなだけなら本当は家にいたい。

集団に慣らさなきゃいけないプレッシャーと

どっちを優先すべきなんだろう。

楽しく子育てしたいだけなのに

他のお母さん達みたいに笑えない。

 

幼児教室の帰り。

暴れる次男。

自転車の椅子の上に立つ。

フンっと鼻水を出す。

 

落ち着くまで見守ることは私にはできなかった。

子供が落ちそうな勢いで自転車をこいで帰った。

ヘルメットとリュックを落としていたことも気づかなかった。

子供が落ちても別に構わないと思っていた。

最低な母親だ。

 

 

長男A太も保育園でトラブルになっていた。

A太がお友達の工作を持っていこうとしたので

お友達がA太の肩に噛みついたのだ。

 

先生は肩を冷やし、謝ってくれたけど

最初に手を出したのはA太、悪いのはA太だ。

保育園に行けたことを褒めてあげるべきなのに

トラブルで頭がいっぱいになる。

もうトラブルは嫌だ。

 

お迎えに一緒にきた次男B太は

園庭を走り回って帰ろうとしない。

「いくよ!!」「かえるよ!!」

毎日、何度も何度も何度も叫ぶ。怖い顔で。

ママはいつも怒ってるって思われてるんだろうな。

 

帰宅すると

息子たちはボールプールをひっくり返して遊んだ。

ボールだらけになったリビングを見たら我慢できなかった。

きれた。

ぶちぎれた。

 

「どうしたらママおこらなくなる?」

Aに聞かれた。

 

「ボールをぜんぶ片付けたらね。」

とは言ったけど、おさまる気がしない。

 

 

もう怒らないと決めていたのに

私にはできない。

 

美魔女コンテストが行われていた。

グランプリの方が「15年間怒っていない」と

インタビューで答えていた。

 

怒るとしわも増えるし、

無駄にエネルギーを消費するよね。

 

この5年、怒りっぱなしだ。