ぼくたちは難しい子育てなの?

発達障害兄弟の育児記録。名称等は全て架空のものです。

児発の先生と相談

児童発達支援施設「シュルシュル」のT木先生と相談した。

どんな風に話したか思い出せない。

順番とか、説明がぐちゃぐちゃになった記憶しかなない。

私の話を一通り聞いた後、

アドバイスをくれた。

ーーーー

 

ポイントカードについて

・場面ごとに、具体的に

 1日で区切ると一日中、気にしていることになる

 「いやなきもちだけどがまんできたね」

 短いスパンでフィードバックする。

 今というときにほめてもらえると信頼関係UP

 

禁止表現はやめる

 否定されている気持ちになる

 頑張りどころが不明

 頑張ったところを評価できない

 たたかせない状況にして、我慢出来たらほめる

 少しずつ我慢を覚える力をつけていく

 

何かをしたらポイントをもらえる

 プラスの表現をする ×残さなかったね 〇全部食べたね

 毎日、次につなげる。前向きに、脳にいい言葉で表現

 「〇〇できたね」「〇〇できなかったね、明日がんばろうね」

 

関り方について

・具体的に大人がやってみる

 接し方が下手。うまくコントロールできない。

 勝手に頑張っている。

 下の子へ遠慮する。しっかりしなきゃ(見てほしい、さみしい)

 「ママ抱っこしたいな」「ママがしたいから」「ママがさみしいから」

 「つかれたからパワーもらいたいな」

 甘え方、スキンシップに重点。長男:次男=9:1

 出かける前にぎゅっとする。

 何かしらにつけてぎゅっと手をつなぐ

 歯車をかみ合わせるように工夫する。

 

・寄り添う必要がある。王様にさせない。

 主導権は握らせない。→家庭内暴力

 言いなりにならない。

 お約束だから、今日はしないよ

 今日はAのしたいこと、明日はBのしたいこと。

 大きくなった時に、止められなくなる。やめてもらえなくなる。

 止めていかないとだめ。

 

予定について

 ・「今日はこれだよ」説明する

  「今日は~だったよね、変更できないよ、勝手にはできない

   相手の都合もある、変えられない」

  「~してもいいですか?」と先生に聞いてから

   だめと言われたらできないよ。

  「今日は~に連れてってください」とお願いする

  「どうしてもいやなら先生に聞いてみよう」

  「~してくださいとおねがいしよう」「いってみよう」と相談

  やりたくないなら方法を考える(見学したい等)

  「見ててもいいですか?」

   相談、お願い、言ってみる(報告)

   徐々に進めていく

 

困ったときにどうするといいか

 ・具体的にどうしたらいいか

 ・「怒ってるから来ないで」言い方を伝える

 ・一人になれる部屋(Bを近づかせない)

  冷静になれる方法を身に付ける

 ・コントロールできたね、自分でできたねとほめてあげる

  怒るの(泣くの)抑えることができたね

  逃げ込めたこと、きりを付けれたこと、きっかけ作りができたこと

  ・「パパに一緒にごめんなさい言おうか」

  ・お互いに冷静になってから

  ・テレビ、おやつ食べたら  ⇒徐々にその場でできるように

 

放課後デイの利用について

・トラブル多くなる。

 疲れている→興奮状態で寝る。→疲れ取れない

 休むのが下手。

 意図的に休ませる

 力を抜けれない

 

シュルシュルの利用について 

 児発「地球」さんにBを預けて、

 火曜か水曜にAをシュルシュルに通わせるのはどうかと案をくれた

 その日はAを早迎えにして午後からシュルシュル⇒自分の時間にする

 「ママがAと一緒にいたいから」と説明する。

 

発達支援センターねずみ学園で相談し、

反対があればまた連絡くださいとのことだった。

 

ーーーー

 

 

さて、うまくいくかな。

M子先生へお詫びの手紙

いつもご迷惑をおかけしており

大変申し訳ありません。

 

M子先生にはいつも優しく丁寧に対応していただき

日頃より感謝しております。

 

A太に好きな先生を聞くと「M子せんせい!」と答えていて

 

お友達とトラブルになった時も

「どの先生なら相談できる?」と聞くと

「M子せんせいならおはなしできる」と話していて

 

A太にとって話しやすい先生がいてくださって

よかったと思っています。

 

日頃の、暴言、暴力等

大変申し訳ありません。

 

A太が、「おい、お前」と呼ぶのは

いつもいっぱい遊んでくれるじいじが注意した時と

M子先生だけです。

 

私と、下の子のB太には「お前」と呼ばないので

下に見ているわけではないと思うのです。

 

M子先生がいつもいっぱい遊んでくださる

特別な存在なのだなと感じました。

 

いつも遊んでくれる人に注意されると

何て言っていいかわからないんじゃないかなと思います。

 

やめるようには何度も言っているのですが

本当にすみません。

 

 

療育は、なるべく怒らないべきと思いますが

怒らずにいられない場面も多く、

M子先生のようにやさしく対応できるようになりたいなぁと

いつも勉強させていただいています。

 

M子は少々叱られても全然平気なので

悪いことをしたら、遠慮なく叱ってやってください。

 

これからもよろしくお願いします。

 

ーーーーー

 

A太にも

「せんせいごめんなさい」と手紙を書かせて

一緒に渡した。

 

お返事はなく、

しばらくA太先生と顔を合わせることはなかった。

 

また余計なことをしてしまった。

 

これのせいで、気を病んでしまったかもしれない。

まだ1年目なのに。

 

ごめんなさい、

ごめんなさい…

 

 

「お前」事件

ーーーー

なぐる、けるが多いです。

私(=M子先生)に対しても多いです。

A太君になめられています。

下に見られています。

今日は叱ったので

いつもと違う反応があるかもしれません。

水で遊んでいて注意しても

「おい、お前」と言われます。

ーーーー

 

M子先生は

A太が年中になるときに入ってきた新人の先生だ。

おとなしくてまじめなタイプの先生で

初日から保護者対応をしていて

一生懸命さが印象的だった。

 

先生はとても怒っていた。

彼女は被害者だ。

 

私と同じく、ではないな

私はある意味、加害側だから。

 

彼女にも

申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

お詫びするしか、私にはできなかった。

 

ーーーーー

その日の帰りも荒れていた。

自転車に乗ってくれない。

 

なんとか家に帰ってきて

A太と話をすることができた。

10分くらいハグをした。

 

「A太はやさしいよ。だいじょうぶだよ。

 みんなA太のことが大好きだよ。いいこだよ。大好きだよ。ごめんね」

 

そんなことを繰り返し話した。

ママはA太のことが大好きだよ、とは

どうしても言えなかった。

 

「お手伝いしてくれる?」

 

いつものA太に戻った。

 

私からの愛情が不足していたように思った。

 

緊急性が高い

保育公開の日。

案の定、見たくない光景だった。

ずっと悪さばかりしている。

お友達も嫌そうにして、注意してくれたり、うんざりしたり…

 

Aは朝からお腹が痛いと言っていた。

周りの人に迷惑をかけているばかりだけでなく、

A太本人が辛く、苦しんでいる。

 

状況がまず過ぎる。

 

このままではいけないので

とにかく誰かに助けを求めないといけない。

 

主訴をまとめて、

順番に連絡することにした。

 

 

ーーーー

保育園から帰ってきても

なかなか家に入ろうとせず、他の家に侵入したり

近くの公園で走り回ったりして

帰ろうと何度言っても聞いてくれません。

 

Aの好きなおもちゃやお菓子を用意したり

好きなテレビを見ていいよと言ってもだめで

「どこか出かけたい」といいます。

 

買い物に行くと、お店の中を逃げ回って家に帰ろうとしないし

公園に行くと「帰ろうよ」からの2時間コースです。

 

習い事の体験に行かせてみたり

児発の見学に行かせて、

毎日のストレスから気を紛らわせているが、

なんとか家に帰っても不満爆発し、

家から飛び出してしまいます。

 

もう限界です。

 

ーーーーー

 

 

 

児発「シュルシュル」T先生に電話。

「緊急性が高いので対応しましょう」と言ってくれた。

 

児発「地球」 F先生に電話。

「受給者証の日数を増やしてから再度連絡をください」

 

児童発達支援センター「ねずみ学園」ヤモリ先生にも児発を増やしていいか確認した。

「帰宅後は休ませるのが理想。

児発〇〇に行っていい感じに収まるのであれば

1箇所に行ってみて、日数を増やしていくべき」

 

ーーーーー

キャパオーバー

 

A太の担任のI子先生からお声掛けがあった。

「最近、A太くんが

お友達を殴ったり蹴ったり足をつかんだりするのですが

おうちではいかがでしょうか?」

 

「先週はパパが送り迎えをしていたので

 「行きたくない」を言わなかったんです。

今週からは、パパじゃないので荒れ気味です。

昨日は「行きたくない」と自転車置き場で

渋っていたのですが、それを見かねた先生が

教室まで連れてってくれました。」

 

I子先生

「もう一人の担任のM子先生には叩いたりするが

I子先生にはそういうことはしない。

人を見分けていますよね。」

 

「私の言うことは聞いてもらえなくて

何が嫌なの?と聞いたら、昨日は「B太がいや」と言っていました。

弟のB太のイヤイヤ期で手がかかるので

ストレスが溜まっているのかもしれません。」

 

I子先生

「そうだったんですね。すっきりしました。

お母さんとA太君の二人の時間をとれるといいですね。

寝る前に本を読んだり」

 

A太のほうが先に寝ますね。」

 

ハハハ。

 

ーーーーーー

手紙を書くのをやめてしまってから

園との情報交換ができていなかった。

私の気分だけでそれを怠るのは間違いだったと

気づいた時にはもう手遅れだった。

 

私が支援先を探して動き回っている間

A太は大荒れしていた。

 

保育園にも行きたがらないが

家にいるのも不満だらけ、

どこにいても不満が爆発していた。

 

注意をするとキレる。

所かまわずキレる。

家の中でも外でも。

悪さが止まらなかった。

 

勝手に他の人の家の敷地内に入ったり、

自転車やバイクを触って、設定を変更したり

お店に行くと走り回りかくれんぼが始まる。

彼のやることは、子供のいたずらでは済まされない。

大人で言えば、不法侵入、器物損壊、営業妨害…

わからなくてやってるわけではない、故意だ。

 

知ってる人、知らない人、お店の人…

私は毎日、誰かに怒られて

私は毎日、誰かに謝った。

いつからか前を向いて歩けなくなった。

いつも誰かに怒られるような気がして

生きてるのが怖くて仕方なかった。

 

A太と一緒にいるのが辛くて辛くて

一秒でも離れたかった。

 

A太が突然、家から飛び出して、行方不明になることが増えた。

玄関も窓も勝手口も、すべて自分で開けられる。

いろいろ手を尽くしたが、彼には通用しなかった。

 

B太を連れて探しにいくのは、簡単ではなかった。

もうそのまま、どこかへ行ってしまえばいいのにって思っていた。

私じゃない誰かに育てられた方がこの子は幸せなはず

本気でそう思い込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

キャパオーバー

 

A太の担任のI子先生からお声掛けがあった。

「最近、A太くんが

お友達を殴ったり蹴ったり足をつかんだりするのですが

おうちではいかがでしょうか?」

 

「先週はパパが送り迎えをしていたので

 「行きたくない」を言わなかったんです。

今週からは、パパじゃないので荒れ気味です。

昨日は「行きたくない」と自転車置き場で

渋っていたのですが、それを見かねた先生が

教室まで連れてってくれました。」

 

I子先生

「もう一人の担任のM子先生には叩いたりするが

I子先生にはそういうことはしない。

人を見分けていますよね。」

 

「私の言うことは聞いてもらえなくて

何が嫌なの?と聞いたら、昨日は「B太がいや」と言っていました。

弟のB太のイヤイヤ期で手がかかるので

ストレスが溜まっているのかもしれません。」

 

I子先生

「そうだったんですね。すっきりしました。

お母さんとA太君の二人の時間をとれるといいですね。

寝る前に本を読んだり」

 

A太のほうが先に寝ますね。」

 

ハハハ。

 

ーーーーーー

手紙を書くのをやめてしまってから

園との情報交換ができていなかった。

私の気分だけでそれを怠るのは間違いだったと

気づいた時にはもう手遅れだった。

 

私が支援先を探して動き回っている間

A太は大荒れしていた。

 

保育園にも行きたがらないが

家にいるのも不満だらけ、

どこにいても不満が爆発していた。

 

注意をするとキレる。

所かまわずキレる。

家の中でも外でも。

悪さが止まらなかった。

 

勝手に他の人の家の敷地内に入ったり、

自転車やバイクを触って、設定を変更したり

お店に行くと走り回りかくれんぼが始まる。

彼のやることは、子供のいたずらでは済まされない。

大人で言えば、不法侵入、器物損壊、営業妨害…

わからなくてやってるわけではない、故意だ。

 

知ってる人、知らない人、お店の人…

私は毎日、誰かに怒られて

私は毎日、誰かに謝った。

いつからか前を向いて歩けなくなった。

いつも誰かに怒られるような気がして

生きてるのが怖くて仕方なかった。

 

A太と一緒にいるのが辛くて辛くて

一秒でも離れたかった。

 

A太が突然、家から飛び出して、行方不明になることが増えた。

玄関も窓も勝手口も、すべて自分で開けられる。

いろいろ手を尽くしたが、彼には通用しなかった。

 

B太を連れて探しにいくのは、簡単ではなかった。

もうそのまま、どこかへ行ってしまえばいいのにって思っていた。

私じゃない誰かに育てられた方がこの子は幸せなはず

本気でそう思い込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

やっと動き出した

10月は「熱がない日は保育園」と言って、

何がなんでも行かせることにした。

荒療治だけど、

試しにやってみる価値はあると思った。

ゆっくり様子を見るって方法は

いまの私には無理だったから。

 

10/18 一か月ぶりに「行きたくない」と言わなかった日。

 

10/19 「行きたくない」再発。

「何時に迎えに行こうか?」

「12時」

言われたとおり12時に迎えに行くとお昼ごはん前で

なんで迎えに来たの?という

今度からはごはんの後に行く。

 

10/22 「行きたくない」と言わなかった。が

お友達の目をつついた。

 

10/25 お友達のめがねをなげる。

 

10/28 先にご褒美。

「ママ、クリップがほしい」

「お風呂から出てきてからね」

「…(うなる、ふるえる、おこる)」

クリップを渡すとおさまる、遊ぶ

お風呂に入る

出てくると笑顔だった。

本のように、

「~できたら〇〇」というのでは

うまくいかない。

家では我慢させないで

事を進めてもいいのだろうか

父親の前ではそういう態度にならない。

母はどうしたらいいの?

 

 

10/29 児発「ポレポレ」の見学。

自転車で見学に行ける範囲内の児発を地図で探し、

順番に見学してみることにした。

倉庫のような建物のなかに、ボーネルンドのおもちゃがあって

子供たちが体を思いっきり使って遊んでいる。

人気のようで、4月以降入所のキャンセル待ち。

お友達作りや、ストレス発散にいいかも。

Aはとても行きたがっている様子。

 

10/29 Bの児発「緑の子」の見学。

月曜と水曜の2回、お弁当持参、送迎ありの母子通園。

お昼ご飯の前に散歩、普段歩かないBは途中でギブアップ。

四つん這いになって「かめー」と言っていた。

Aも行かせたいと伝えた。

 

10/30 パートキャンセル。

平日に行けなくなってしまったので

パート先には、行けないと連絡した。

保育園も必要なくなったので

市役所と保育園にキャンセルの連絡をした。

B太の児発「シュルシュル」に連絡して、

Aの受け入れをお願いしたら12月から入れるかもというので

Bの一時保育をこれから探すことになった。

木曜日に通っていた幼児教室へは、

しばらく行けなくなると連絡した。

 

10/31 児発「地球」の見学。

 

ーーーーーー

 

保育園もパートもなしになったが

Bの児発が始まって、やっと動き出した気がする。

4月入園までに、少しでも環境を整えることに専念することにした。

保育園の行事予定くらいしか予定のなかった私のスケジュール帳が

ぎっちぎちに埋まった。 

 

f:id:aaanco:20201116143120j:plain

Bのイヤイヤが、

日に日に酷くなっていた。

 

そして、これからもっと事態が酷くなるなんて

このときは想像もしたくなかった。